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香港警察の催涙スプレー 記者の目を直撃

2014年10月19日
香港警察の催涙スプレー 記者の目を直撃

 

【新唐人2014年10月19日】10月17日、民主派が占拠を続けている香港・旺角(モンコック)で、警察が無防備の記者に催涙スプレーを噴射した。激痛のあまり記者は地面に倒れ込んだ。記者の顔に噴き付けられた催涙スプレーがぶくぶく泡を立てているのが激写された。

 

AFPの記者、Alex Ogle氏がその瞬間をカメラに収めた。催涙スプレーを噴きつけられたのは地元香港の記者。17日早朝、彼はカメラを背負って、何の防御措置もないまま、他の記者とともに警察とデモ隊の衝突場面をカメラに収めていた。

 

突然、警官の1人が、彼が記者証を何度も提示したにもかかわらず、彼の顔に催涙スプレーを噴き付けた。両目に激痛を覚え、その衝撃で記者は地面に倒れこんだ。胡椒入りの黄色い催涙スプレーが彼の顔で、ぶくぶく泡を立てている。

 

周りの複数の警官がこれを目撃し、水で記者の頭部や顔部を洗浄してあげた。この日の強制排除では、多くの市民が催涙スプレーを噴き付けられたが、一部の警官はデモ参加者のマスクやゴーグルなどを取り外して、直接目にスプレーを噴き付けた。

 

一部の統計によると、「セントラル占拠」が始まってから、18日午前までに、231人の市民が病院で救急治療を受けた。うち、220人あまりが退院している。

 

 

 

 

(翻訳/坂本)

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